起業する前からずっとやりたかった事の一つ。

それはアルバムに貼ってある古いフィルム写真

この1枚しかない写真をデジタル保存し共有し残していくという事。

なぜ、これをしたいかというと

今の時代は手軽に写真が撮れて

尚且つ一人1台は持っているスマホに膨大な枚数の写真

またはPCの中にある何万枚と写真が残せている

膨大な写真を見返しているだろうか?

そして愛おしいと思う写真は何枚あるだろうか?

覚えておくための単純な作業になっていないだろうか?

と疑問に思ったから

昔は1枚撮るという重さも心持ちも違っただろう

そしてプリントし、その1枚を大切に保管し

あるいはその1枚を心の拠り所にしていたんじゃないかと

私は勝手に想像している

少なくとも私の祖父祖母、ご近所の年配の方とお話しすると

写真を眺めて、その1枚で沢山のお話が聞ける

もちろん今は動画で鮮明に残せるものだろうけど

一枚の写真を見て、人の言葉で聞くのは

その人の気持ち、記憶の中の音や温度も一緒に伝わるから

鮮明なリアルな映像でなくても

曖昧な記憶の映像の方が心が揺さぶられる。

私はそう思っていて

「写真を見ながら話す」【寫眞を詠む】という時間がとても好きです

母のアルバムを借りて

大好きな祖父祖母の写真を取り込み・修復・カラー復元してみました。

もちろん今現在のデジタル技術にあやかっての作業となります。

当初はいいスキャナーを買って写真を取り込もうと考えていました。

でも実際、昔のアルバムは糊付けされていて剥がすという行為が難しく

1ページにおおよそ四枚〜6枚写真が貼ってある

なので私は、写真をカメラで複写するということ

写真を撮影するです

1ページ1ページ撮影をし

PCに取り込み・傷シミ汚れ除去

丁寧に、そして過度な修復はしない

その時の事実は絶対捻じ曲げず

必要最低限の修復作業をしました。

ネガもないたった1枚のこの写真を

またこれから先に残す

こんなロマンない!と一人ワクワクしながら作業しました。

カラー復元に関しては、母に聞いても幼い時の記憶はないと

厳密なカラーは不確かではありますが

肌、着物、街並みの色

きっとこうだったのじゃないか

記憶にない曽祖父が身近に感じられ嬉しい気持ちになりました。

これから新しく撮影する写真も

半世紀後にこんな気持ちに誰かなってほしい

たった1枚でいい。その人の人生に寄り添える写真が残せたら

そんな願いでいっぱいです

私の住む地域では空き家や解体が多くなってきました。

捨てるのは簡単です。始末しないといけない気持ちもわかります。

ただ、その1枚しかない写真を捨ててしまえば

残ってきた歴史と記憶がなくなってしまします。

行き場がなければ私が引き取りたいという気持ちもあります。

そして1枚だけでも修復しデジタル化をしてお持ちになってほしい。

もしお悩みの方がおられたらご相談ください。

take mego photo/studio ARU

滋賀県長浜市西浅井町岩熊76−2

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